GSAF(原意は Graphic System - Advanced Features)は、 1983年当時文字の大きさを変えることすらできなかった 岡山大学 NEC ACOS コンピュータでの図形出力を改善するために開発が始められた。 当初は FACOM F9430 グラフィックターミナルへの出力を対象としたが、 その後 FM-11, PC9800, FM16β, PC98XA, FMR, 等のパーソナルコンピュータへの多色図形表示、 ぺージプリンタへの出力等と拡張された。 さらに京都大学大型計算機センターや名古屋大学プラズマ研究所で使用するために FACOM M/VP シリーズへ移植されるとともに、 岡山大学に導入された、図形処理ソフトウェアがほとんどない NEC SX スーパーコンピュータでも利用できるようになった。 1991年には HP のワークステーション上の X Window に約2週間で移植され、 その後 NEC EWS, IBM RS6000, SUN OS4.1, Solaris, DEC OSF, Linux 等にも移植されており,現在の主開発環境は Linux である. |